休業要請も
少しずつ解除に向かっていますが、
新学期の準備やお仕事の再開で
バタバタと忙しくなり始めた方も
多いのではないでしょうか?
この長期の自粛生活、
何かと不自由な事が多かったと思いますが、
こういう時の練習こそが
成長のチャンスだと
前向きに捉えて私も基礎練習を見直しました。
家にこもって
後ろ向きになってしまう時にこそ、
楽器を演奏する喜びを感じられる
心の余裕を持ちたいですね。
さて。
今日は、私のお気に入りの教則本です。
それがこちら。
スクールバンドやブラスバンドの為の
「朝練」シリーズ!
他の楽器もそれぞれ出版されてます。
私はこの教則本を
高校生の頃から愛用してます。
表紙も英字はないし、
なんだか初心者向けな雰囲気ですが。
実は、
中級者向け!
内容が濃く、
トランペットを演奏する為の
基礎的なテクニックが
この一冊にまとめて書いてあります。
何がお気に入りかと言うと、
楽譜の横に書いてある
解説がわかりやすい!
と言うこと。
トランペットを吹く時には、
「無駄な力を抜いて吹くと高い音が出る」
とよく言われますが、
全身ヘロヘロに力を抜いては
高い音なんか出ません。
力を抜け!
と言われて
力抜くのって結構難しくないですか?
この教則本は、
お腹のどこにどう息を入れるか…
などの分かりやすいイメージが
具体的に書いてあります。
難しい身体構造の図はなしに
イメージが分かりやすく書いてあるので、
私のレッスンでも
この教則本を抜粋して活用しています。
ただ、
内容は
「これ、全部で30分って結構キツくない?」
と言う感じなので、
テクニックも初心者と言うより中級者向け。
ですから、
小学生や中学生のお子さんには、
まずこの教則本!とは言わないので、
「オススメ」ではなく
あくまでも「私のお気に入り」。
これは!
と思う内容を抜粋して、
それぞれの生徒さんに課題として出してます。
もう少しで6月。
学校の再開に合わせて
自宅レッスン再開のお知らせも
近々出来れば…
と思っております。